スペシャルオリンピックス運動の使命・歴史Mission / History
使命
スペシャルオリンピックス(英語: Special Olympics、略称:SO)とは、 知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。
スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営は「ボランティアと善意の寄付」によっておこなわれています。 またスペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちを”アスリート”と呼んでいます。
スペシャルオリンピックスが提供する継続的なスポーツ活動は、アスリートたちの健康や体力増進、 スキルの向上を促進するだけでなく、多くの人々との交流は彼らの社会性を育みます。 また、適切な指導と励ましがあれば、アスリートたちは少しずつでも確実に上達し、成長していきます。 参加するボランティアたちもアスリートから多くのものを学びます。
スペシャルオリンピックスは非営利活動ですので、運営はすべてボランティアと善意の寄付によって行われています。 アスリート、ファミリー、ボランティアが一緒になって参加し、この活動を支えています。
歴史
1962年故ケネディ元大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が、知的障害のある子ども達を集めて、自宅の庭を開放してデイキャンプを行いました。 このデイキャンプが、スペシャルオリンピックスの始まりです。彼女の姉ローズマリーには、知的障害がありました。
やがてこの運動はジョセフ・P・ケネディ財団の支援を受け全米を始め、世界へと広がっていきました。 1968年アメリカ・イリノイ州シカゴで「第1回スペシャルオリンピックス国際大会」が開催され、1977年コロラド州スチームボートスプリングスで「第1回冬季国際大会」が開催されました。 1988年に国際オリンピック委員会(IOC)とスペシャルオリンピックス国際本部は「オリンピック」の名称使用や相互の活動を認め合う議定書を交わしています。
夏季冬季のワールドゲームは基本的には2年ごと交互に開催されています。次回の冬季ワールドゲームはイレギュラー開催で2022年にロシアで、2023年には夏季ワールドゲームがドイツで開催予定です。 現在、190以上の国と地域で約450万人のアスリートと100万人以上のボランティアが活動に参加しています。
日本では、1993年地区組織「スペシャルオリンピックス熊本」が設立、翌1994年地区組織「スペシャルオリンピックス東京」が設立された後、国内本部組織「スペシャルオリンピックス日本」が国際本部より認証を受け熊本市で発足しました。 1995年第1回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム(熊本)を開催、1996年第1回冬季ナショナルゲームを宮城(アルペンスキー競技)と福岡(スケート競技)で開催しました。 1998年第2回夏季ナショナルゲーム神奈川大会を開催し、これ以降、夏季冬季のナショナルゲームは2年ごと交互に開催しています。
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